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ボローニャの柱廊にて 12「街角の話題から 3」(週刊上田 2004年9月11日掲載) 週刊上田に連載されたものを、許可を得て掲載しています。 |
前回に続き、箇条書き的
に街で拾った話題を。 ★イラク戦争について、こ ちらの人びとも関心が高い です。テレビニュースに、 日本では放映されないよう な残虐な場面が出てきたり します。 アメリカが侵攻する以前 の反対運動の盛り上がりの 折に出てきた「PACE(平和)」という文字の入っ た旗を窓から今も掲げてい る家が目立ちます。 テレビでは、お笑い番組 のなかでフセインとビンラ ディンのふたりをコント仕 立てでシリーズ化して茶化 しています。日本で、こん な番組を放映したらどんな 反応があるのでしょうね。 ★これもテレビの話題です。 先の第二次世界大戦につい てよく放映しています。当 時は日独伊の同盟国だった わけですが、そのころの映 像やナチズによるユダヤ人 収容所のことなど繰り返し 流しています。歴史を風化 させないためでしょうね。 また、ポローニャの市役 所には、シンドラーのように、 ユダヤ人を救った日本人外 交官・杉原千畝の業績をパ ネルにして展示しています。 ★イタリアでは、これまで 18歳以上の男子に徴兵制が ありましたが、東西冷戦構 造の消滅のためか、最辻廃 止が決まり、男の子のいる 家庭はホッとしているのだ とか。 世界が一日も早く平和 になってほしいですよね。 |
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